総監督の小言log 〜成長のための布石〜
- 湧朔 田中
- 3月11日
- 読了時間: 4分
3月も半ばを過ぎました。
世間では卒業式シーズンを迎えていますね。
お世話になっております。
習志野JEAGER 総監督の田中です。

さて、3月8日〜9日で関東アイリーグ埼玉大会に出場しておりました。
来年度から始まる関東アイリーグ構想に向けた大会でもあります。
今回の大会のテーマは
選手のためのリーグ戦
でした。
その名の通り、初日は通常のリーグ戦でしたが、2日目はベンチに大人を入れない形を取ります。
簡単にまとめると、"大会自体を全て選手のみで成立させる"という事です。
これがどれだけ難しいことか、子供らにも未知数の中やっている姿が見られました。

特に、JEAGERやViVA ACADEMYなど、普段から主催大会を開いているチームからすれば、我々の実力を思い知れ!と思うところもあるとは思います。笑
そんな中でも、選手たちは溌剌としたプレーを見せてくれました。
中学生のみで大会を成立させられるという確証を得ることができたのです。

リーグ戦の戦い方を知っているJEAGERは、柔軟に選手を入れ替えながら大会に臨み、総合準優勝で大会を終えることができました。
また、選手各々の成長が見え、まさに"選手のためのリーグ戦"が成立したように見えました。
2m43cmの5号球で戦うヤング規格ですが、負荷が大きいように見えても、実は中体連規格とはまた違うメリットもあるわけです。
私が思うに、そのうちの一つは地上戦の充実であると感じます。

高さが出ない分、比較的力のないボールが飛んでくることによって、地上でのボールコントロールが養えます。
また、高さがない分どこに落とすか考えたコントロールショットが多いことも、ヤングのメリットです。
力任せではなく、頭脳を使ったプレーが多く見られることが、ヤング企画の良いところと言えるでしょう。
近年、ヤング登録をするチームが増えてきてとても嬉しく思っております。
あくまで、我々JEAGERは選手育成に重きを置いて指導に当たっていますが、やはりやるからには勝つことを目標に挙げているわけです。
その中での今回の総合準優勝はかなり価値のあることだと思います。

さて、来週は、中体連クラブチームとの交流大会です。
ヤングで培ってきた力を発揮することができるのか。
ここで、JEAGERの真価が発揮される場面です。
JEAGERらしさを存分に引き出して戦ってもらいたいものですね。

また、今回のテーマは"成長のための布石"です。
どんなことか常に考えています。
我々JEAGERが掲げる"成長のための布石"とは、
常に試合中も同じストレスがある環境で、練習に取り組むこと。
です。
よく、"練習のための練習"なんて言われることがあるかと思います。
これには私も同感で、そうなってはいけないと考えています。
もちろん、何か技術を得るために練習することは間違いないとは思いますが、その練習の根源には必ず"試合で使えるもの"という考えがあるはずです。

どれだけ練習に時間を費やしても、その内容が試合で発揮されなければ全く意味を成しません。
それに、選手たちはバレーボールという競技に可能性を見出せなくなってしまいます。
たとえ同じ練習であっても、最終的に実践に繋げてあげることで、練習としての意味を成すわけです。
実績と言ってはなんですが、こう見えて総監督の私ですが、毎度指導者のMVPで表彰されているんですよ?笑
考えれば考えた分だけ成果は出ます。
また、ひねればひねった分だけクセが出ます。
そう言った事も選手たちにはお見通し。
自然と人が集まるチームというのは、無難さの中にクセと言うスパイスがあるのではないでしょうか。

これだけ指導者の選手として充実した実績を持つクラブチームって、千葉県の中ではJEAGERだけだと思うんです。
女子についてもAspireがそれで、魅力しかないんだと思うんです。
なぜ、入部希望者が少ないのか。
それは間違いなく金銭面だと思います。
我々は広大なコネクションを持ち、様々な大会にご招待いただいております。
それだけ費用はかさみますが、経験には変えられないと思って招待試合にもどんどん参加しています。
それだけ、バレーボールと人間性に賭ける思いが強いチームは他にないのではないでしょうか…?
・本気でバレーボールに打ち込みたい
・トップレベルでバレーボールをしたい
・県外のバレーボールを体験してみたい
そんな人たちにはJEAGERは確実にうってつけです。
熱い中学生の入部を心よりお待ちしております。

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